新社会人奮闘記 -中の中の上、優等生の苦悩-

就活中の皆さん、新米社会人の皆さんに、元優等生/現採用担当の体験談をもとに、メンタル維持と就活のノウハウをお伝えします!

優等生が適応障害になるまで⑦ ~指摘と助言とお節介~

 

 

 

みなさんこんにちは、

 

M.Iです。

 

 

 

 

更新に間が空いてしまいました。

 

お久しぶりです。

 

 

 

 

私は今新卒採用担当をしており、

 

今このブログで書いている出来事が

すべて嘘だったんじゃないかと思うくらいには

 

とても楽しく、仕事に生きてる日々です。

 

 

 

 

その仕事が楽しく、

つい更新をサボっていた次第です。

 

 

 

 

ただ、仕事楽しい!!!!というこの自分が生まれるためには、

今書いているこれらの出来事が、

確実に私の社会人としての土台になっています。

 

 

喉元過ぎればといいますが

私自身も忘れないように、ちゃんと記録しておかないとですね。

 

これからまたマイペースに更新を再開していきます。

 

 

 

 

 

さて、今回のテーマは、『指摘と助言とお節介』です。

 

 

 

 

 

 

指摘:欠点や過失などを具体的に取り上げて指し示すこと。

助言:助けになるような意見や言葉を、そばから言ってやること。

お節介:出しゃばって、いらぬ世話をやくこと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はこんなお話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さなミスを頻繁に繰り返すようになった私に、

 

周りの人々は手を差し伸べてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どんどん仕事の質が落ちていた私に、

 

 

 

 

仕事の質があがるように、

 

 

 

 

いろんな方法を伝授してくださいました。

 

 

 

 

 

 

ミスをエクセルで管理してみようか。

 

 

 

 

 

 

何に時間がかかっているのか考えてみようか。

 

 

 

 

 

 

じゃあまずは自分で型を作って一人で考えて持ってきてね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

邪魔でした。

迷惑でした。

めちゃくちゃうざかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもこれは全部善意による行動でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上司に一度相談したことがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

間に合いません、

派遣さんも限界です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

回答は、シンプルでした。

 

計算上間に合うんだから、どこか間に合ってないのかまずは提示してくれないと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先輩にこんなことを言われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

量を追ってるよね。

量をこなしてタスクの数を減らすことに注力してるよね。

それってなんでだと思う?

 

 

自分が楽になるためだよ。

 

 

まずは丁寧に一つ一つやることが大切なんだよ。

だから、自分のことばかり考えるのはやめて、

お客様のために質を追ってごらん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悔しかったです。

 

 

自分が楽になるためにやってるのなら、

私は遠の昔に仕事を辞めてたはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして私は本当に、

本当に何もできなくなってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミスを起こさない日がないまま1か月を過ごしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミスといっても、正直些細なもののようにも思えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

髙橋さんを高橋さんにしてしまったり、

 

 

 

 

メール内で

090-〇〇〇〇-〇〇〇〇を

090-…と全角にしてしまったり、

 

 

 

 

 

 

エクセルをローカルに落として作業して、

共有フォルダに格納し忘れていたり、

 

 

 

 

 

 

 

 

日次の更新資料が更新できていなかったり、

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に小さなミスを、几帳面なまでにし続けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私のミスをなくさせるために、

毎日18時から社内会議が始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は何のミスをしたの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

派遣さんのミスもカウントされます。

 

 

 

私たちのミスに対して、一つずつ理由と対策を考えていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「忙しすぎるからです」「余裕がないからです」

 

 

そんなことは言えません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は「注意不足としかいいようがありませんが、しいて言えば」と無理に理由をつけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると、無理な解決策が意気揚々と提示され、

 

素晴らしいミス防止の仕組みがどんどん出来上がっていくのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ああ、なんでこの人たちにここまでしてもらってるのに私はミスを続けるんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自己嫌悪の日々でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会議は18時から、夜の22時まで雑談を含め実施される日もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも私は、完全に心を閉ざしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なによりも、仕事のことを忘れて眠りにつきたかったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも私は逃がしてもらえませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

印象的だった出来事があります。

何度も注意されたミスをまたやらかした日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会議中、私は泣いてしまいました。

ついつい、うっかり、なぜあなたはミスを繰り返すのかという質問に答えながら、

限界が来てしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よかったら今度飲みながらでも話そうか、と先輩に言われました。

業務時間はいっぱいいっぱいだと思うから、

休日でも構わないから、ゆっくり話そうと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放っておいてほしい、と思いながら、

ミスして泣いてしまっている情けない女として、

優等生の私は模範解答を口にしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぜひお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日曜の夜に飲むことになりました。

 

 

 

 

 

 

金曜、土曜。

私は、一睡もできませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日曜日の夜、なんと伝えればいいんだろう。

そればかり考えて、寝れませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日曜の夜、20時からの約束でした。

やっと解放される、今日は寝られるかもしれないと思いました。

 

 

19時50分に、先輩から言われました。

 

 

ごめん、21時からでもいい?

 

 

 

 

 

何故か私はその時、

猛烈に怒りを覚えました。

 

 

 

 

 

 

 

体調が悪いので22時までには寝ます。と回答しました。

 

 

 

 

 

 

体調が悪いならリスケしよう!といわれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日、長文のメールをいただきました。

激励の中に、「あなたの強みは逃げない姿勢だね。その強みをどうか引き続き活かしてね」といわれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出口を失いました。

元々ふさがれていた出口が、さらに遠いものになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ずっと自分のミスと向き合って、

自分の弱さと課題を論理的に述べさせられて、

ごめんなさい申し訳ありません情けないですありがとうございますと、

毎日毎日口に出す日々。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとこと言わせてください。

 

 

私は心から、私が悪かったと思っています。

 

ただ、このブログは私と同じような思考の人に向けて、

少しでもヒントになればと思って書いているものです。

 

 

だからこそ言わせてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は悪くない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、今回はここらへんで。

 

 

また次回、お楽しみに!